ドクター紹介

ごあいさつ
私は前院長の考えを引き継ぎ、2011年1月から当診療所の院長(所長というべきかもしれませんが)に就きました。
現代の医療は臓器や疾患ごとに専門領域に別れて、医師はそれぞれ一つの専門を担当することが通常です。
それぞれの領域に膨大な知識と経験が必要であり、より詳しいエキスパートがその領域を担当するべきだという考えからです。
私の専門は脳神経外科です。脳神経外科は特殊な領域と考えられておりますが実はそうではありません。
脳や神経は人間の全ての体を支配しているシステムであり、脳神経外科の扱う病気は広範囲にわたります。頭部外傷では怪我を診ますし、脳卒中の対応の過程で血圧や血糖のコントロールにも詳しくなります。神経診断を致しますので、認知症・パーキンソン病・てんかんなどの担当になることもございます。さらに内科・小児科を開業するにあたり、最新の薬や疾患の考え方について勉強を重ね、小児科は大学病院で研修を受けるなど研鑚を積みました。
また開業してからは、病気と診断できない症状や苦しみへの対応に悩みました。
これに対する答えの一つになったのが漢方薬です。
身体の内部のバランスを整えることで様々な症状の改善に役立つことを知り、以来多くの勉強会に参加し知識を増やし、経験も積んで参りました。日常診療でもより良く、より早く病気を治すためにたくさん使用しております。
しかし、希望されない方もいらっしゃると思いますので、飲めない等の理由があってお嫌いな方はどうぞおっしゃってください。そのほか処方薬についてはなるべく患者様にとって良いものと考えておりますが、薬剤費や内服量などで相談したいという方は処方後でも構いませんのでお気軽にどうぞお声掛けください。
東邦大学医療センター大橋病院で学んだ様々な経験を内科診療にも生かし、最新の情報をもとに地域の皆様の身体とこころの健康維持に役立つべく、よりよい診療に邁進して参ります。